Re−TT |
*AE−0101R SPEC*愛 称:Re-TM リティム 型式番号:AE−0101R 頭 頂 高:189cm 本体重量:116kg 全備重量:162kg 基本武装:ビームクロー ダブルビームダガー 携行武装:ビームマシンガン ビームマシンピストル スピアーガン 追加武装:ダブルピームソード 爆雷 錯乱爆導索 SUV武 装:カリブ(AV−U) 索敵装備:アクティブ・フェイズドアレイレーダー ハイエンドパッシブソナー ヴァリアブルセンサー 装 甲:ハポタイト合金オルタポリマー複合材 発 動 機:P4A−GZ 出 力:9010W(通常稼動時) 16400W(チャージャー加給時) 無補給可動最大時間:48時間 最大潜行深度:100m ・多種戦地対応型攻撃機体 ・正式愛称はリファイン・トールニート・マリノ(REFINE THOR NEAT=MARINO) ・トールニートシリーズ 2号機(全面改修型) |
○概要 リティムは高い運動性能を誇るトールニートタイプの特徴を 強襲・電撃作戦用と解釈し、戦地を選ばすどこへでも乗り込んでいけるタイプとして 仕上げられたトールニート・マリノの全面改修機である。 水中戦〜上陸戦を想定して造られており、水中での優位性を獲得するために メインジェネレーターを大出力化。 それを生かすためのアクチュエーターの強化、水圧に耐える装甲を整えた結果、 それは陸上での高い格闘戦能力にも繋がった。 機体の装甲の大部分を純度の高いハポタイトというレアメタル素材で 製作していることが最大の特徴で、 リッティよりも重装甲、かつ、耐環境変化に優れている。 武装はビーム兵器が主体となっているが、水中戦ではスピアーガンを携行する。 格闘戦に秀でており、それは ビームクロー、ビームダガー、ダブルビームソードなど 白兵戦兵器を3つ併用できることからも伺える。 また、右腕は伸縮可能なフレキシブルアームとなっていて、 接近戦での奇襲等に使われる。 進撃ルートを選ばない走破性を生かし、敵陣の主要ポイントに急襲、 指揮系統を確実に破壊することを目指している性能は、 攻撃機の肩書きにふさわしいものに仕上がっている。 ○基本武装 ・ビームクロー リッティの手甲部分に装着されたビーム白兵武器。 ジェネレーター直結式なので、高出力だが稼働時間の短縮を招くため、 ここ一番での決戦武器的扱いになっている。 ビームの爪を作りだし、敵機を切り裂く使い方が本式だが フレキシブルアームを併用したムチのようななぎ払い攻撃や エネルギーを溜め、ゼロ距離で瞬間的に高出力高収束ビーム刃を飛び出させるという ビームパイルバンカーというような使い方もする。 この攻撃方法は高収束のビーム刃をエネルギー損失なく高密度のまま 敵に打ち込めるため、厚さ300mmの鉄板を一撃で貫徹する。 これを両腕一回ずつの二段攻撃で繰り出せることも加味すれば、 まさに必殺技と呼称するにふさわしい決定打撃方法である。 リッティ自身は、この攻撃手段をクイーンビーピアッサーと呼んでいる ・ダブルビームダガー 両手に一本ずつ持つ白兵戦兵器。 逆手に持ち幅広の短刀型ビーム刃を形成する。 取り回しのよさと瞬発力を生かして連続的に斬りつけるように使う。 リッティと同じく平常時から腰部に装着されているが、本体からの充電は不可能で 稼動エネルギーを内臓のエネルギーパックに頼る。 ○携行武装 ・ビームマシンガン 格闘戦に持ち込む前の射撃戦に対応するために装備する。 場所をとらないサブマシンガン型で高性能ラピッドチャージ機構を備え、 ビーム弾ながら300発/分を発射する能力を持つ。 そのかわり一発一発のビームの収束率は低く、有効射程は約100m。 発射弾数に物を言わせて、敵を破壊する武器である。 マガジン給弾方式。 ・ビームマシンピストル ビームマシンガンの開発過程において、フルオートを捨てて バースト方式まで、連射数を落とすことで 命中精度を高めたリティム用射撃戦装備。 破壊力重視ビーム加速バレルが、長さを必要としない点を逆手に ピストルサイズに小型化し、エネルギーをリティムのジェネレータから 直結式にすることで精度を上げ、一発あたりの攻撃力増強にも成功した。 2丁装備を基本とするが、場合によっては一丁を持ち白兵にも用いる。 有効射程は約180m ・リティムスピアーガン 水中用の対機動兵器銃。 専用弾に収束フォトンエネルギーを付けて複数並列発射できるもので 銃というよりは、クロスボウといったほうが良いかもしれない。 発射直後にモーターにより矢弾をリロードする。かかる時間は1秒。 アナログ的な兵器だが、貫通力は高く リティムの高い水中機動力と組み合わさって威力は申し分ない。 ○追加装備 ・ダブルビームソード 小型のフォトンカートリッジを内臓しており、 そこから取り出したフォトン粒子に電力を与えプラズマ粒子状態にして作り出したビームを 刀剣型に固定させて作り出すビーム刃で敵を溶断する武器。 高熱量で攻撃力は高いが減衰しやすいビームを使うため、 ビームを維持するためにフォトンの皮膜で剣の形に固定化している。 どのような形に固定化するかは、ビーム刃形成フォトン皮膜射出機の調整で決まる。 この他のトールニートタイプに搭載されたビーム刃を発生する武器の原理はすべて同じ。 ビームソードを2本つなげた形のダブルビームソードを腰部ラックに装備。 非使用時には、トールニート本体バッテリーから充電している。 基本的に非武装を求められる場合以外は、常に携帯している装備。 分解し、1対のビームソードとして使用することも可能。 なお、メンテナンス時にフォトンカートリッジを交換する。 トレノからの技術を流用した装備。 ・爆雷 水中では普通の爆雷として、地上でも設置型爆雷として使える多目的爆雷。 リッティのクラッカーと同じサイズだが、こちらの方が火薬量は上。 出撃時に作戦に応じて装備量を変更する。 ○索敵装備 ・アクティブ・フェイズドアレイレーダー リッティと同じ、 固定式の板状のアンテナに無数の位相変換素子が配置されているレーダー。 頭部のシニヨン風の部位が、それ。 ・ハイエンドパッシブソナー 音波を拾うことで敵との距離を測る高感度センサー。 水中で主に効果を発揮する。 地上戦でも使えるが、雨が降ると雑音を拾ってしまい性能が極端に下がる。 ・ハイブリッドセンサー 光学センサーと赤外線サーモグラフを兼ね備えたセンサー。 通常時は光学センサーとして、また熱源を頼りに視界が悪い場所でも 敵機を補足できる。 また、熱源からある程度の危険部位の予測も可能で、 格闘戦を行うリティムのリスクを減らす事にも一役買っている。 ○ジェネレータ ・リティム用P4A−GZ 大容量のオルタネーターを一定回転数で回し続けるというアプローチで作られたジェネレータ。 近接戦闘などで瞬間的に大電流を消費するリティム機には、 負荷に負けない力を出す加給機をつけたこのタイプが用いられている。 加給機部分はBlitzen社の外注パーツである。 【専用SUVウェポン・ユニット「カリブ」】 運動性を重視し、一撃離脱戦法、巴戦を得意とするトールニートタイプは 基本武装プラス数種の携行武装を選抜して装備をすることで重量の増加を防ぎ、 コンセプトに反する大型重火器は基本的に装備しない。 しかし、戦略上、一点突破作戦など必要とされた時のことを想定し、 圧倒的な火力を一時的に持たせる支援火器がこのカリブである。 背中から両腕にかけて2門の大型砲を装備する。 転送装置を兼ねた格納庫に置かれていて、前線からの要請を受けて Aフォトンの作用により前線へ瞬時に転送。 砲撃後、すぐさま分離、転送して格納庫に戻り弾薬の補給を行う。 AV(Arms Variation)−T、AV−U、AV−Vの3種類のモデルがある。 ・カリブAV−U 35mmガトリングスマッシャーを搭載したリティム用モデル。 長大なガトリング砲であり、水中での発射こそ無理だが、 水辺での使用にもまったく問題がないように機構の簡単な実弾兵器になっている。 基本的にAPFSDS−T(曳光離脱装弾筒付翼安定徹甲弾)を使用。 適宜、HEI−T(曳光焼夷榴弾)への換装も可能。 4×2=8門から3600発/minを発射する。 |