THOR NEAT = MARINO(次世代再設計型) |
*AE-0101Gs SPEC*
愛 称:トールニート・マリノ 形式番号:AE-0101Gs 頭 頂 高:203cm(アンテナ含む) 本体重量:101kg 全備重量:161kg 基本武装:ビームクロー 携行武装:ビームマシンガン ビームジャベリン 追加装備:ジェネレータ用プロペラントタンク×2 スラスター用プロペラントタンク×2 索敵装備:アクティブ・フェイズド・アレイレーダー ハイエンドパッシブソナー ヴァイリアブルセンサー 装 甲:ハポタイト合金オルタポリマー複合材 発 動 機:P7A-GTE 出 力:11200W(通常稼動時) 19050W(チャージャー加給時) 最大無補給連続可動時間:80時間 最大潜行深度:110km ・多種戦地対応型攻撃機 ・正式愛称はトールニート・マリノ(THOR NEAT=MARINO) ・トールニートシリーズ 2号機(次世代再設計型) |
○概要 トールニートシリーズはグラールからラグオルへの転戦にあたって3機ともフレームから再設計・再建造された。 マリノはトールニートシリーズの基本である機動力重視のコンセプトは保ったまま、水陸両用機として開発され トレノ以上に陸戦・水中戦の能力を高められ、機動人型機体の走破性を生かして敵陣に単身深く切り込み、 敵目標物への一撃離脱攻撃を目的とした機体である。 武装は格闘用の両腕部のビームクロー、白兵武器のビームジャベリン、射撃武器のビームマシンガンの 3種を基本として、すべてジェネレーター直結給電方式の高火力型で、 その高火力を支えるために過給機つきのフォトンエネルギージェネレーター(※1)を搭載し、 過給機付きの分、激しい燃料消費を4本のプロペラントタンクの搭載で補助した結果 トレノの連続稼働時間を超える性能を獲得。長距離侵攻にも有利となった。 しかし、重装により軽量化とは逆行となり、移動用のホバー移動が搭載できなかったが、 大型バーニアによる瞬発力と加速力は確保されており、戦闘においては鋭い動きとともに、 両肩のショルダーガードを使った体当たりによる打撃などでも発揮され、強力なポテンシャルを持っている。 ◯基本武装 ・ビームクロー 5本指の護拳の先にビーム爪を発生させるジェネレータ直結式の武装。 強力なビーム爪で敵の装甲を引き裂く用途が基本だが、 フレキシブルアームを伸ばして間合いを選ばない攻撃や エネルギーを溜め、指先を密着させて減衰なしで杭打ち機のようにビームを打ち込む 通称「クインビーピアッサー」という必殺打撃方法を持つ。 クインビーピアッサーは、厚さ300mmの鉄板を貫徹し、両腕2段で撃てるため マリノの単体としては最も火力が出せる攻撃方法となっている。 ○携行武装 ・ビームジャベリン 白兵戦用に長い柄の先に大きなビーム刃を発生させるポールウェポン。 遠心力による攻撃力の上昇が認められるほか、柄にエネルギーカートリッジを内蔵しており、 長時間の使用にも耐えられるようになっているため、マリノ本体からのエネルギー供給なしでも 使用が可能で、場合によっては投てき武器としての仕様も可能となっている。 ・ビームマシンガン フルオートでビーム弾を発射する分隊支援火器。 マリノ専用ハンドユニット方式で、当然ながらジェネレーター直結方式で300発/分の発射数で 敵を圧倒する。 有効射程は120m。 ○索敵装備 ・アクティブ・フェイズドアレイレーダー トレノと同じ、固定式の板状のアンテナに無数の位相変換素子が配置されているレーダー。 頭部のヘルメット状の部位に素子がちりばめられている。 ・ハイエンドパッシブソナー 音波を拾うことで敵との距離を測る高感度センサー。 水中で主に効果を発揮する。 地上戦でも使えるが、雨が降ると雑音を拾ってしまい性能が極端に下がる。 ・ハイブリッドセンサー 光学センサーと赤外線サーモグラフを兼ね備えたセンサー。 通常時は光学センサーとして、また熱源を頼りに視界が悪い場所でも 敵機を補足できる。 また、熱源からある程度の危険部位の予測も可能で、 格闘戦を行うマリノのリスクを減らす事にも一役買っている。 ○ジェネレータ ・マリノ用P7A-GTE 過給機の搭載によりトレノのP7A-GE以上の最大出力を発生させるジェネレータ。 過給機による酷使にも耐えるように耐久度を上昇させた部品を厳選して組み上げられており マリノのパワーの元を担っているが、反比例するように燃料消費が激しく プロペラントタンクなしでは、稼働時間でトレノのものには敵わない。 ※1:旧世代のガソリンエンジンの機構をまねて、ミウォンタイトから取り出したフォトンエネルギーを燃料として発電機を回転させる。 ミウォンタイトから直接エネルギーを取り出し使う場合に比べ、大きな電力を長時間供給することが可能となる。 ジェネレータ自体は、ティッシュペーパーの箱くらいの大きさで機体に組み込まれている。 今世代から、燃料をミウォンタイトからフォトンドロップを燃料用に精製したフォトンクリスタルに変更している。 |