‡ 必殺技集 ‡
○「ドラゴン・レイヴ(ジェットブーツ使用)」
おなじみの水の仁戦技。
闘気内在の必殺連撃だが、オラクルでのチヒロはすべて蹴り技で放つ。
高速の飛び込みから3発2セットの後、得意の回し蹴りドラゴンスライサーで締める。
闘気から体幹にいたるまでを鍛えなおし、ジェットブーツ用にアレンジして
主力打撃技として維持されている。
○「ドラゴン・アクシズ」
彼氏の技である『シャドーアクシズ』のガードをすり抜けて攻撃するという点を
持ち前のセンスで自分流にアレンジして会得した技。
この技はスピードと命中精度に優れ、相手のガードの隙間に攻撃をして
相手の反撃を許さぬままに、高速で攻撃を次々と叩きこむ。
圧倒的なスピードによるかく乱と敵に対するファーストコンタクトの難しさを解決している
ドラゴンレイヴの直線的な飛び込みと、ドラゴンアクシズの曲芸のような飛び込みを使い分けることで
それぞれを生かすことが出来る。
まさに、チヒロの無双流水の仁の『軸』となった技である。
○「ドラゴン・スライサー(ライジング)」
敵に対して垂直に蹴り上げる剣の如き鋭さを持った回し蹴り。
マサヒロの水の仁から伝わる伝家の宝刀とも言うべき蹴り技であるが、
縦に繰り出すドラゴンスライサーはチヒロの持ち技である。
高い跳躍力と強靭な体幹があってこそ、この技は生きてくる。
○「ドラゴン・デスロール」
すさまじいエネルギーの奔流へ敵を引きずり込み回転蹴りを加えていく技。
ワニが獲物を捕らえ自らの体を回転させて引きちぎる様になぞらえて、デスロールの名前をつけた。
○「フリージングストーム」
自らの気を使って、一瞬だけ周囲の原子運動を止めることにより、
射程範囲内の温度を一気に下げ、標的を凍らせる水の仁の代表的な凍気技。
爆発的に広がる凍気が突風のように目標を巻きこみ凍らせていく。
チヒロの場合は、自らのスピードとの兼ね合いで凍結させなくとも
一瞬でも隙が作れればよいという感覚で打ち出すので、マサヒロよりも布石技として
使用することが多い。
○「シャイニング・ライナー」
『閃光を纏いし』という異名のもととなった、高めた気を使って拳圧を超加速し、放つ光速の拳。
内功をそのまま離れた相手に打ち込むため、ダーカーなどの魔のエネルギー体に対して有効。
また、とにかく使いやすいように、チヒロは技を磨いている。
その成果からか、消費が少なく乱発出来る。
○「ドラゴン・バレット」
凝縮した気をそのまま弾としてぶつける。
シャイニングライナーをもっとシンプルにした技だが、弾の名前に恥じず、気の流れにジャイロ回転が加えられており
かすっただけでもその力場に巻き込まれることになる。
○「ドラゴン・グリーミングブレイド」
闘気により水中の水分を集め、氷の剣を作り出して攻撃する現段階の決戦奥義。
氷の剣は、絶対零度の刀身により触れるだけでも目標を凍らせ
物質をもろくすると同時に破壊する。
これまで気を使う攻撃について抑えて使うように技自体も開発してきたのは、
チヒロは気を扱う技術が元々高かったところに、さらに技術を高めた結果、
爆発的に使った場合にとてつもなく膨大なエネルギーとして扱うことが出来るようになったため、
あまりやりすぎると自分の体が持たなくなる危惧を持ったためである。
(例としては、初代の水の仁決戦奥義フォーリングレインが、それにあたる)
この教訓を踏まえ、膨大なエネルギーを一極集中で小さい範囲に凝縮して、炸裂させることを狙って
開発した技がこれである。
その威力は、他の技と比べて桁違いではあるが、それでも体の負担が大きく連発は出来ない。
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